機能紹介
クリケット(Cricket)は、米国マサチューセッツ工科大学(MIT)メディアラボで開発された9V 電池で動く小さなコンピュータです。約3cm×5.5cm 大のクリケットは、2 つのモーターとセンサーをプログラムにより制御することができます。また、クリケットには赤外線による通信機能も備え、PC上で作成したプログラムを赤外線インターフェースを使ってダウンロードするほか、クリケット同士のコミュニケーションもプログラムすることができます。
クリケットへは、教育用プログラミング言語「ロゴ(Logo)」がベースとなったブロック型でグラフィカルなインターフェースを持つ「ロゴブロックス(LogoBlocks)」によって簡単にプログラミングすることができます。(モーター等の制御コマンドに加え、if、repeat、loop などのコマンド、変数、乱数、四則演算等のブロックも用意されています。)
クリケット各部の紹介
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電源スイッチ
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クリケットのメインスイッチです。電源の入れるとスタートボタン横の赤いランプが点灯します。
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モーターポート
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このポートには、aとbの2つのモーターを接続して、プログラム制御することができます。
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スタートボタン
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このボタンを押すことで、ダウンロードしたプログラムを実行することができます。
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バスポート
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このポートには、4桁ディスプレイなどを接続することができます。
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赤外線送受信機
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ここで、プログラムのダウンロードや赤外線を使用した通信を行うことができます。
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センサーポート
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このポートには、光センサー、タッチスイッチなどを接続することができます。
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スピーカー
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ビープ音や音階を指定して、プログラムでならすことができます。
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開発コンセプト
クリケットは、米国マサチューセッツ工科大学(MIT) シーモア・パパート教授の提唱する「コンストラクショニズム(構成主義)」にもとづいて、開発されました。
『コンストラクショニズム(構成主義)は、学びの理論であり、教育方法でもあります。「知識は単に教師から学習者へ伝えられるものではなく、学習者によって構成されていくものである。」というピアジェの理論にもとづいています。こどもたちは知識を得るのではありません。こどもたちは知識をつくりだしています。学習者がロボットや詩、砂の城、コンピュータプログラムなど、もう一度学習者自身が見直すことができて、他の人と共有できるモノをつくることに積極的に関わっているときに、特に新しい知識はつくりだされやすいとしています。』
Yasmin B. Kafai and Mitchel Resnick
Cnstructionism in Practice, 1996 より引用